こんにちは!
スタッフ木原です!
秋も深まって涼しくなりましたね。
急激な気温の変化によって体調を崩されないよう、ご注意ください!
今回のブログは「脂質異常症のリスク」についてお伝えします。
健診を受けていらっしゃる方の中で、コレステロールや中性脂肪が高いと指摘される方も多いのではないかと思います。
さて、そんな脂質の数値は一体何を示しているのでしょうか?
まず、「コレステロール」とは全身の細胞の成分となる脂質です。
全身にコレステロールを運ぶLDLコレステロールと、余ったコレステロールを回収するHDLコレステロールに分かれます。
LDLコレステロール値が高く、HDLコレステロール値が低いと、血管の内側にコレステロールが溜まって動脈硬化を起こしやすくなり、血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因になります。
次に「中性脂肪」とは、身体を動かすエネルギー源として糖質が貯蔵用に変化した脂肪のことを言います。
中性脂肪が増えすぎると、コレステロールが過剰に作られる肥満の原因になります。
以上の脂質の数値が異常値を示すと、「脂質異常症」という診断がつきます。
脂質の異常値は以下の通りになります。
・LDLコレステロール:140mg/㎗以上
・HDLコレステロール:40mg/㎗未満
・中性脂肪:150mg/㎗以上
男性は40~50歳以降、女性は閉経後から脂質異常を伴うことが多いと言われています。
働き盛りの皆様にとっても、命を落とす原因になる脂質異常症は身近で怖い病気ですよ!
そこで、脂質異常症を悪化させない為には運動・食事をはじめとする生活習慣の改善が必要になります。
運動に関しては、肥満を解消することを目的に有酸素運動を中心とする運動実施が必要になります。
また、食事に関しては、脂質異常のタイプによって注意点が違います。
高LDL血症の場合は、脂身の多い肉や、マーガリン・ショートニングを使用したケーキやパンの摂取量を減らす必要があります。
高中性脂肪(トリグリセライド)血症の場合は、炭水化物、糖質を多く含む菓子類、アルコールの摂取量を減らす必要があります。
生活習慣改善についてもっと詳しい内容について知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
健診あるあるエピソードの、数日前から生活習慣を正しくするだけでは、脂質の数値は改善しません!
からだプランニングは、普段からお腹を出しても恥ずかしくないようなからだ作りをお手伝いします!(笑)
脂質異常症にお悩みの方は、ぜひ当店までお越しください♪