こんにちは!
松江での新生活も大分慣れてきたスタッフ木原です!
秋の晴れた朝の大橋川沿いを自転車で通勤するのは快適ですねー♪
さて話は変わりまして、今日は糖尿病と言えばイメージがつきやすい「下肢切断」についてお伝えします。
近年は下肢を切断する人の70%が糖尿病患者と言われています。
糖尿病が進行すると、神経障害により足の感覚が鈍くなり、傷が出来ても気づかない事があります。
さらに動脈硬化により傷が治りにくく感染を起こしやすい為、重症の場合は感染の進行を防ぐために脚を切断することになります。
私が以前働いていた病院では、年間2~3人程度は脚を切断された患者さんのリハビリを担当していました。
義足を使いこなすのは難しく、思うように歩けるようになるまで多くの時間を有する事が多いです。
また、切断した脚はむくんだり縮んだりしやすいので、義足が上手く適合しないことによって傷が出来やすくなります。
新しく傷が出来るとまた感染を起こして切断するリスクがある為、傷の具合が良くなるまでしばらく義足を着用できません。
むくんだり傷が出来たりしないように切断した足を管理するのも大変です。
糖尿病が原因で下腿切断されたある患者さんが、「糖尿病と言われた早い段階で治療方法が分かっていればこんな苦労をしなくて済んだのに」と仰っていたのが非常に印象的だったのを覚えています。
からだプランニングでは10月より糖尿病をはじめとする生活習慣病予防コースを開設いたしました。
皆さんが思い通り歩ける足を守る為に、糖尿病の初期段階からお力になれるよう努力いたします。
血糖値や足のことで気になる事がありましたら、お気軽にからだプランニングまでご相談ください!