おはようございます!

からだプランニングの中川です!

 

今日は昨日の治療には段階と方法が多くありますという話の続きです!

僕が以前働いていた病院では鍼灸師や柔道整復師、スポーツトレーナー、

理学療法士など多職種が働いており一人の患者さんにチームアプローチを行っていました。

そこで得た経験からではありますが解説したいと思います!

長くなりそうなので興味のある所だけ見ていただけたらと思います!

 

まず鍼(ハリ)です。

鍼は急性の痛みには絶大な効果があると思います。

ぎっくり腰や寝違え、肉離れなどですね。

理論的には急性的な痛みが起きると筋肉内の内圧が高まる(パンパンな状態)

のですが鍼を行うことによって内圧が下がります。

また局所的な血流の増加も確認されており、血流が滞っていた部位(内圧が高い部位)

などにも良いです。

鍼は色々な流派があり、深い部分は全くわかりませんが鍼灸後の患者さんの反応、

結果を見ると上で書いたような疾患には絶大な効果があるように思えました。

これは手技では及ばない領域だと感じています。

 

次にマッサージです。

マッサージは理論的に正しく解明されておらず、深いマッサージをすると

血流が悪くなるとも言われています。

ただ、実際にやってもらうと軽くなったり、良いことは実感できます。

これは筋硬結(こりかたまった場所)や長時間同一姿勢で筋肉全体が硬くなって

しまったものには良い効果が得られます。

ただ、比較的痩せ型の女性などは揉み返しと言って筋肉を軽く損傷してしまい、

逆に重たくなってしまうこともあります。

他にも痛みの部位が炎症期であったりすると逆効果もあります。

ぎっくり腰の後に逆に痛くなったこととかありませんか?

激しい運動後は良いと言っている人も何日かたった後の方が良いという方と

それぞれおられます。

 

次に関節を動かす手技です。

モビライゼーションと言って特殊な手技です。

これは局所的に関節を動かすのですが筋肉以外で柔軟性が低下している場合に用います。

 

最後に運動です。

運動の長所と言うのが長期的に身体が変わるということです。

とくに慢性痛には絶大な効果が発揮されます!

慢性痛というのは多くが悪い運動習慣、姿勢、動作が原因となり、良い筋肉を

使えなくなった状態です。

上記で書いた項目は他人にやってもらう治療のため、脳内での学習はされず

良い筋肉を使うことは出来ません。

パーソナルトレーニングなどで「この部分に力を入れるためには、ここを意識します!

ここが動いてきているので、動かさないようにして下さい。」というように専門的な

指導の下で良い効果が発揮されます。

また無理なダイエット経験者の方は代謝機能が低下しているため、運動することに

よってそこも改善されます。

短所としては自分で行うため、モチベーションが必要ですね。

このような運動など3か月ほど続けられる方と言うのは全体の20%程度と言われています。

さらに1年間、専門的な運動を続けられる方というのはさらにその20%と言われています。

100人いれば4人ほどしか続けられないということです。

周りの人を思い出してみてください!

何をやってもよくならないと言われている方は運動していますか?

逆に日頃から元気な人はスポーツとは別に健康のための運動を続けていませんか?

ぜひ100人のうちの4人になれるように自分に言い聞かせてみてください!

続けていれば何か大きな結果が得られると思います!

 

 

 

松江で整体・パーソナルトレーニングをご希望の方

松江しんじ湖温泉駅となり からだプランニングへどうぞ!

代表 理学療法士 中川 知康